1947-12-05 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第33号
松山港がどういう關係にあるかということは、くどく申さなくても御存じの通りと思うのでありまするが、戰前は丸善石油というのがございまして、どうしても一萬トン級の船をつながなければならぬという必要があつたのであります。その後戰争が御承知の通りになりましてから、その必要は一転いたしまして、今度は戰後に丸善石油はやはりあそこで事業を継続するということになつておるのであります。
松山港がどういう關係にあるかということは、くどく申さなくても御存じの通りと思うのでありまするが、戰前は丸善石油というのがございまして、どうしても一萬トン級の船をつながなければならぬという必要があつたのであります。その後戰争が御承知の通りになりましてから、その必要は一転いたしまして、今度は戰後に丸善石油はやはりあそこで事業を継続するということになつておるのであります。
しかるに第十號埋立地は石炭その他の埠頭として建設され、一萬トン級の船舶も横づけできるが、臨港線がないため何ら利用されていない。ついては本港の荷役力を倍加するため、笹島驛より八田附近を經て名古屋港第十號地に至る貨物專用路線を敷設されたいというのであります。 次に桃ノ川、彼杵間鐵道敷設の請願の要旨を申し上げます。
この港に目をつけたのは、ちようど大正八、九年の前の歐洲戰争の後に、樺太のえぞ、とぞ、あるいは沿海州、北海道のパルプ用の木材、あるいは製函原料の木材が相當關西方面に輸入されることに相なりまして、和歌山を中心とする全國で有名な製材工場に、これらの材木を積んだ一萬トン級あるいは一萬五千トン級のデッド、ウエートを有する大型貨物船出入港を探しましたるところ、下津港以外にはない。
それから砂津の方は浚渫をいたしまして、將來臨港線等も施設いたしまして、適當に一萬トン級の船でもはいれるようにしていきたいと考えております。
從つて現在の港灣設備を申し上げますると、防波設備は完備し、沖繋船施設として、一トン浮標五箇、二トン浮標五個、港内一萬トン級一隻、七千トン級リバテイ型三隻、計四隻を収容して餘裕があるのでありまして、陸上では給水、給炭、給油施設は完備し、起重機もまた二機あるのであります。
これに對しましては、きわめてわずかばかりではございますけれども、接岸地帶の伸長を行いまして、さん橋を一本つくつていただくことができますならば、アメリカから參ります一萬トン級の船もただちにさん橋に横づけされ、これから陸揚げせられまして、その厖大な上屋に格納することを得る。こういうようなことで、荷役能力も現在に數倍するものと確信をいたしておるのでございます。
この岩國港の港灣は、元陸軍の燃料廠に屬しておりましたその港灣を御指定願いたいのでありますが、下關、神戸間におきまして一萬トン級船舶が横ずけになるような所は、おそらく岩國だけだと存じております、この一事をもつてみましても、岩國港の港灣施設が完備しておりますことは明らかであると思うのであります。
もし只今の數字を以て見ますと、例えば港頭に貯炭が十分積んでございまして、小樽なり室蘭の機械荷役をいたします場合には、假りに荷物待ちがなく、荷役が半分ですむといたしますと、例えば小樽だけでも大體一萬トン級の船と五千トン級の船を一ケ月間遊ばしているという數字になります。